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臨床的プロセスワークとは(3-4)

 

病態水準/健康次元を「カップル」、「家族」、「集団/組織/学校/コミュニティ」に活かす。

 

W.ビオンは個々人が集まって集団を作ると、「集団独自の意識(作業集団)」と「集団独自の無意識(基底的想定集団)」を形成すると考えました。

 

これは個々人の合計を超えた集団と言う一人の主体の意識と無意識のようなものです。

 

そして、各個人の意識と無意識とは、作業集団と基底的想定集団との相互交流の中にあると考えたのです。

 

これは、個人の内界に集合的無意識を想定したユングに似ていますが、ユングは集団との実際的/臨床的とり組みにあくまで否定的でした。ですので、ビオンの実践や集団に個人とは別の、独自の意識と無意識が形成されるとした考えとは一線を画します。

 

ビオン以降集団に意識と無意識または一次プロセス(we)と二次プロセス(not-we)とが生まれると考えたのは、ビオンとは全く別なところで地道に臨床を実践してきたミンデルです。

 

その考えを参考にすると、臨床的プロセスワークは病態水準/健康次元を個人に独自なものではなく、カップル、セラピストークライエント関係、家族、集団、組織、学校、企業、コミュニティにも当てはまるものと考えます。

 

 
※ご参加に際しては、『トレーニングにあたって』を一度ご覧ください。

 

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