トレーニングにあたって(2)
プロセスワーク研究会では、心理療法家、カウンセラー、セラピスト、コーチ、ケースワーカー、ファシリテーターのための、また、そうした専門家を目指す学生のためのトレーニングを行なっています。
(1)クローズド・グループによる事例/症例検討会
*通常のグループに加えて、電話会議形式の検討会も行なっていますので、日本全国、外国のどこからでも参加可能です。
人数:10名
10ヶ月間にわたって継続的に行なわれるグループ形式のスーパービジョンです。
10ヶ月に1度のケース(事例/症例)発表を行なうことができます。
他の人の、また、自分とは異なる領域でのケースから多くを学ぶことができます。
この検討会では以下について学びます。
(A)「長期的/全体的見立て」
(B)「病態水準/健康次元の見方」
(C)「外的/社会的コンテキストの尊重」
(D)「外的コンテキストにおけるヒエアルキー、ランク(格差)、ジェンダーに意識的になること」
(E)「医療との連携」
(F)「転移/逆転移、投影同一化、エナクトメントの見抜き方」
(J)「コンステレーションの読み方」
(H)「カウンセリングの種類の選び方(特に、個人療法が良いのか、母子面接や家族療法を併用した方がいいのかなど)」
(J)「面接枠の作り方、維持管理の仕方」
(K)「行動制限の仕方」
(L)「リスク・マネージメント」
(2)個人スーパービジョン
上記の(1)の内容をよりきめ細かく、また、深く学ぶことができます。
特に、セラピストの自己愛の傷つきの問題、救済者イメージの問題について安全な環境でとり組むことができます。
また、転移/逆転移、投影同一化についてとり組みます。
(3)ライブ・スーパービジョンとビデオ・スーパービジョン
「いま/ここ」でのプロセスの見立て、特にセラピストークライエント関係について、ライブ・スーパービジョン形式でとり上げます。
プロセスワークでは、学生同士がセラピストークライエント関係をロールプレイ形式で演じ、「いま/ここ」での転移、逆転移、投影同一化、
エナクトメント、情動調律といった関係性にまつわるシグナルや体験について、スーパーバイザーと共にとり組みます。
「いま/ここ」でのプロセスをピックアップすることで、上記の関係性に関するシグナルや体験に意識的になる練習を積み重ねます。
ロールプレイをビデオに撮ることで、セラピストとしての自分のスタイル、個性、資質、癖に対してより客観的になることも学びます。




