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うしろ向きに馬に乗る(2)

 

ミンデルは「うしろ向き」の姿勢を「異端」のアプローチと言いました。


それは「死が恐ろしい」と思うとき「死は何かを教えてくれる」と捉え返すことを意味します。


これはチベット「密教」のチョギヤム・トゥルンパらの 「狂気の智慧」の系譜にあります。


「うしろ向き」のメタスキルは「毒」を含んだものとも考えられます。

 

ハチに刺されたアレルギー反応によって、死に瀕したことのある女性が、セミナーに参加したことがありました。


セミナー中に彼女は再びハチに刺されてしまい、パニックに陥ります。
「毒」が体中に回っている、と彼女は叫びます。
このときミンデルは解毒ではなく、毒そのものになることを提案します。
すると女性は、気が狂ったかのように金切り声を上げ、叫び続けると、数分後には、何とハチに刺されたことを忘れてしまったかのようにすっかりと落ち着きを取り戻したのでした。
「毒」が薬になったのです。

 

「うしろ向き」は異端的であり、密教的であり、狂気の智慧を授け、薬をもたらしてくれるのです。


ミンデルの最良のテキスト『うしろ向きに馬に乗る』に基づいた入門連続基礎講座へのみなさまのご参加をお待ちしています!

 

 
 

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